ゴールデンウィークのお供にロボット系のプラモデルを作りたくなったので、
前々から気になっていた『陸上自衛隊 07式戦車 なっちん グレーVer.』をポチり。
GW中にチマチマと作ってました。
なっちんとは
『コトブキヤ』と『キャビコ チョイプラシリーズ』でプラモデルが販売している、
陸上自衛隊の人型戦車、という設定のロボットのようです。
コトブキヤからはグリーンVer.とグレーVer.が展開中。
チョイプラでは色んなシリーズが展開しているようです。
三頭身のコロンとしたフォルムが愛らしくもカッコイイ感じで気になってたので、
これを機に買ってみることに。
▲パッケージと説明書
グレーVer.は市街地専用カスタムらしく、パッケージも雨の降る市街地ですね。
スリーマンセルでライフルを振りかざす、勇ましい姿が描かれてます。
大きな頭と掌、両肩のシールドが目を惹きます。カワイイ。
▲ワークステーション使ってます
最近、プラモの制作時には『プラモ向上委員会 ワークステーション』と言うのを使ってます。
説明書を立てかけられたり、細かいゴミをメッシュの下に落としてまとめて捨てられたり
カッターマットも付いてたりと至れり尽くせりです。
ゲートカットやヤスリがけで何かとゴミが散らかりがちなので、リビングではプラモを作りにくかったんですが
これを購入してからはリビングでも作れるようになりまして、割と重宝してます。
正直、これを買うまでは「(各機能は)100均の道具でも代用できるかな」と思ってたのですが
『すべての機能が1つにまとまっており、持ち運びが楽』『すぐに展開して作業できる』
というメリットに加えて、『リビングで作業しやすい』という心理的な側面は、かなり大きいかなと。
(パートナーや子供がいる方は特に)
自室の机で作る場合も、作業スペースは色んな道具やパーツで埋もれがちなのですが
これを開いておけば自然とスペースが確保できるので、いろんな人にお勧めできます。
▲パチパチ組み立て
内部フレームから組み立てていきます。なんと頭部は開閉できます。
目のマークは塗装済が1点、差し替え用パーツが3点(要デカール)入ってます。
▲あらかじめスミ入れしておく
内部にはモールドも彫られているので、Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックでスミ入れ。
スミ入れ用に薄まってるので、フタを開けてすぐ使えるから便利です。
こだわる人は細かく塗り分けても雰囲気が出て良いと思います。
今回は手軽にウェザリングカラーのみでフィニッシュ。
▲ハッチのフタについて
ボディの各箇所には3mm軸を接続できる穴があり、それぞれ穴隠し用のフタもついてます。
穴が気になる場合はフタをして、MSGの武器や装甲を付けたい時は蓋を外すこともできますが
フタはモールドがシャープな分、薄くて曲がったり欠けたりしやすく
外す時に変形する可能性があると思ったので、外しやすくできるよう加工します。
▲裏に穴を開けます
3mm軸の接続部分の裏に、2mm径のピンバイスで穴を開けておきます。
いきなり2mmのドリルで開けず、1mm以下で下穴を開けてから段階的に太くしていけばズレも防げます。
▲裏から爪楊枝が刺せます
写真のように、裏から爪楊枝を刺せるようにしておけば
フタを押し出して外すことができるようになります(パーツを分解する必要がありますが)。
あらかじめ穴が開いてる箇所もありますが、空いてない場合はこんな風に開けておくと良いかもです。
分解が前提なので、ダボの凹部にはニッパーで切り込みを入れてます。
▲途中経過
盾以外のパーツが大体できたところ。
ワークステーションは簡易な撮影スペースにも使えますね。
組んでて気づいたのですが、このキット合わせ目がほぼ出ないですね。
可動指と足の一部だけは出るので、気になる場合は消しておきましょう。
それ以外は装甲のカド部分で分割されているので、ほぼこのままでいいんじゃないかと。
この装甲の分割方法は、タミヤの戦車シリーズとかを彷彿とさせます。
▲ヒケをしょり処理
パーツにはウェルドライン(プラが流れた跡)やヒケ(パーツの収縮で出来る凹み)などがあるので
ゲート跡(パーツを切った跡)やパーティングライン(たい焼きの合わせ目)と一緒にヤスリで削っておきます。
気にならないならそのままでもいいのですが、エッジがしゃっきりするのが個人的に好きなので
時間とモチベーションの許す限り行っていきます。
▲とりあえず組んでみた
素組完成(ちょっとピンボケしてます)。
全体的にヤスリをかけたり、合わせ目を消したりしたのですが
実は足を接着する時にミスってしまいまして。
流し込み用接着剤が足首の関節部にまで流れ込んでしまったため、左足首が動かなくなるという失態。。
可動部の近くで流し込み用接着剤を使用する時は気を付けましょう。
▲頭部周りのエッジがお気に入り
頭部~肩にかけてのラインがどこか家電っぽさがあり、気に入ってます。
肩関節は引き出し式だったり、腰も二重間接になってたりするので、見た目以上に可動域があります。
▲陸上自衛隊繋がり
スケール違いですが、陸自繋がりということで1/48の16式機動戦闘車と並べてみました。
ディテールアップに実際の車両を参考にするのも面白そうです。
スコップとか持たせたいなぁとか考え中。
ちなみになっちんは1/35なので、同スケールのプラモデルと組み合わせるのも楽しそうですね。
グレーなのでMSGとの親和性も高いので、色んな武器を持たせるのもよいです。
次回からはチマチマとカスタムを進めます。