前回ランナーを紹介した恐竜シリーズ。
さっそくパチパチと組み立てました
まずはチビ2体。
大きさ比較のために、ヘキサギア ガバナーと轟雷ちゃんを添えて。
と言っても1/35スケールなので、本来の大きさは体長2mくらいあります。
≪オヴィラプトル≫ OVIRAPTOR
モンゴル / 体長約2m
卵の欠片と一緒に化石が発見されるので
「卵ドロボウ」と名付けられた恐竜ですが、
最近の学説で
「卵と一緒に発見されるのは、実は子育てをしていたため」
「羽毛があり、卵を温めていた」
というのを図鑑で知り、ちょっと泣きそうになりました。
だって超いい話じゃないですか?
≪ヒプシロフォドン≫ HYPSILOPHODON
北米、ヨーロッパ / 体長約2m
属名の意味は「高い隆起を持つ歯」。
すばしっこい草食恐竜、だそうです。
骨格の構造から「樹上生活を送る」「木登りが得意」と言われてましたが
近年では復元図が間違っており、実は得意じゃなかったという
最近の学説でアイデンティティが一個減った悲しい恐竜でもあります。
ほんわかした顔が和みます。ペットにほしい。
チビたちに懐かれた轟雷ちゃん。
ワニ。
今夜の夕食風。
≪ワニ≫ CROCODILE
北米、アジア / 体長約5m
今とほとんど姿の変わらないワニです。
ジュラ紀に生息していたワニ「ラザナ」は体長約7mで
当時の食物連鎖の頂点に君臨していた、とも言われています。
そちらは見た目から現在のワニと違うみたいです。
ムツゴロウ状態のガバナー。
捕食(される)前の状態にも見えます。
ここからは工作の紹介を。
接着剤で手足(ワニは顎)をくっつけて乾燥させたら、
まずはパーティングラインの処理を。
ワニの横っ腹をはじめ、がっつり入っているラインを
デザインナイフでコリコリします。
鱗のモールドが消えてしまったら、ケガキ針で掘りなおし。
消えそうな箇所は、あらかじめ掘っておいてもいいかもしれませんね。
掘った後のケバ立ちは、流し込み接着剤(セメントSPなど)を薄く塗ると抑えられます。
(タミヤセメント(白キャップ)では粘度が高く、モールドが溶け去るので使えません)
意外と時間のかかる箇所ですが、丁寧に作業を進めてます。
あれー気晴らしのはずだったんだけどなーあれー