【気まぐれツール紹介】ゴッドハンド 神ヤス ~最強の曲面整形~

プラモ制作で使用するツールを、
主に初心者の方や、「コレ何に使うん?」という方向けに
独断と偏見で紹介していく気まぐれ(不定期)コーナー。

第5回は、ピンポイントな紹介となりますが
ゴッドハンド 神ヤスについて~

■神(not紙)ヤスリ
■どんな感じ?
■何に使うの?

■神(not紙)ヤスリ

「ゴッドハンド」というメーカーから発売されている「神ヤス」。
『紙』ヤスリとは違い、「神ヤス」は固めのスポンジにヤスリがついている
いわゆるスポンジヤスリとなっています。

個人的に紙ヤスリよりスポンジヤスリの方が
圧倒的に使用頻度が高いので、こちらを紹介します。

■どんな感じ?

サイズは105mm×20mmの短冊状。
厚みは2㎜,3㎜,5㎜の3種類。

番手(目の粗さ)は
#120,#240,#400,#600,#800,#1000(削る用)
#4000,#6000,#8000,#10000(磨く用)
と、一通り揃っているようです。

私が使用しているのは
厚み3㎜の#120,#240,#400,#600,#800の5枚セットです。
2㎜と5㎜は使ったことないので、3㎜の使用感などを紹介します。

スポンジヤスリと言ってもいろんな種類がありますが、
神ヤスはわりと固めのスポンジで
弾力もあり、小さく切っても使えるくらいの強度があります。

■何に使うの?

スポンジヤスリは、曲面の表面処理に効果を発揮します。
例えばフレームアームズ・ガールでは、髪の毛や太ももなど。
ガンプラではジオン系MS(ザクの頭とか)など。

先日紹介したメラミンスポンジでは
パーツに残ったゲートやパーティングライン(たい焼きで言う合わせ目)を
完全に削りとることはできないので、
そういう時にスポンジヤスリで処理処理します。

神ヤスの場合、
大きな段差は#240か#400でジョリっと削り、
#600と#800で均した後に、メラミンスポンジで仕上げると
かなり綺麗に処理できます。

細かいところはハサミで切った神ヤスをピンセットでつまみ
ショリショリすることもできます。
(三角に切ると細いところにも届くのでオススメです)

目詰まりしたら、メラミンスポンジでヤスリ面をポンポンすると
また復活します。

使い続けると削る力はさすがに落ちてきますが
個人的には「ちょっとヤワくなったヤスリ」が好きだったりします。
(そのおかげでなかなか捨てられない…というか捨てるタイミングがわからない)

ゲート跡やパーティンぐラインが気になり始めたら
使ってみてはいかがでしょうか。

5mmなら平面をきれいに磨くのもできそうなので、
今度買ってみようと思います。

初めて買う人は5枚セットがおすすめ。
1枚だけ選ぶなら#600かなー。

まとめ

■神(not紙)ヤスリ
→神ヤスはスポンジヤスリです

■どんな感じ?
→丈夫なスポンジで削りやすくてオススメです

■何に使うの?
→ゲート跡やパーティングラインが気になったら使ってみると
 表面処理のレベルが1つ上がります