【レビュー】マジックスカルプ使ってみた

次は何を作ろうかなーとうんうん悩む今日この頃、
前回の忍者でエポキシパテが無くなりかけていたので
せっかくなので新しいエポキシパテを購入してみることに。
G PARTSさんで「マジックスカルプ」というエポキシパテを購入してみました。

 ▲救援物資を補給

パテをこねる際に使用する、指サックも併せて購入。
また、造形で使うスパチュラ(ヘラ)も現在1本しか持っていないので
どうせ今後も使うんだしと思い、セットを購入しました。
右端に移ってるメタルパーツは、いつもG PARTSさんが付けてくれてるオマケ。

 ▲ボリュームたっぷりのパテ

造形ができるエポキシパテとして有名な、正式名「ホライジング マジックスカルプ」というエポキシパテです。
約450gという大容量なので、残量を気にせずモリモリ作れます。

▲これはホワイト

色はナチュラル(グレー)・ホワイト・フレッシュ・ブラック・グリーン・ブラウンの6色展開。
今回はホワイトを購入しましたが、硬化剤がグレーなので
パテの色はほんのり薄いグレーになります。

練った感触はやや硬めで、ヘラの形がしっかり残る印象です。
一方、伸ばすとボソボソっとした感じで千切れるので
タミヤの高密度タイプ(水色)みたいな柔軟性はありません。

水をつけると溶きパテのように伸びてくれるので
穴埋めの際には少し水を付けてあげるといい感じです。

▲穴埋めに使用してみた

水を含ませてユルめにしたパテを盛りつけ、
不要な部分をスパチュラで削って慣らしたところ。
ほぼ平らになりました。

▲やすって溶きパテで成形

金ヤスリでごりっと平らにならして、隙間は溶きパテで埋めたところ。
エポキシパテで穴埋めをする際、パーツとパテの間にすき間が空きがちですが
これは水をつけつつ埋めることで、複雑な形状の穴埋めも楽そうです。

バーゼの頭装備を外して、パテを充填し
前髪を造形してみたところ。

練ってから2時間後くらいに盛ったので、やや硬めになっているせいか
表面がちょっとボソボソです。
大まかなディテールは成形できているので、
表面はヤスリで整えれば大丈夫かなと。

 ▲整えてみた

前髪を再現できました。
あとはパテとパーツの間を埋めて表面処理すれば完成です。

いじってみたところの感想ですが、
造形はかなりコントロールしやすい印象です。
スパチュラで形を作ると、ほぼ思った通りの形が出来てくれる印象。

水を含ませることで軟度が大きく変わるので、
用途によって水の量を変えていくと色々便利です。

硬化するとかなり固くなるので、デザインナイフ等で削るのは困難。
また、柔軟性もないので欠けや折れには注意が必要です。
硬化前に成形を終わらせておき、表面処理のみ行うのがよさそうです。