フレームアームズ・ガール『イノセンティア』制作記第6回!
前回、主だった改修ポイントを挙げたので
さっそく改修を行っていきます。
■接着剤で継ぎ目消し
■【神ヤス】で表面処理
■接着剤で継ぎ目消し
パーツの合わせ目(=継ぎ目)を消してみます。
まず接着剤を、合わせ目を消したい箇所にたっぷり付けて貼り付けます。
接着面から接着剤が溢れるくらいでOKです。
というか、溢れるくらい出ないとしっかり消えてくれません。
※可動部の場合、余分な個所に流れてしまわないように注意!
※あとモールドは避けようなるべく。その方が楽。
こんなかんじ。
これでしばらく待ちます。
具体的には「プラスチック用の場合、3日」「ABS用の場合、1日」くらい待ってます。
プラスチック用の場合、プラを溶かしてくっ付ける(要は溶接)のですが
完全に乾燥する前に削ると、接着面が収縮する(ヒケる)らしいのです。
特に継ぎ目消しの場合は大目に接着剤を使う場合が多いので
だいたい3日は空けるようにしてます。
ABS用はよくわからんので気分です。
たい焼きのオマケ部分みたいに合わせ目が出るので、
デザインナイフなどでそぎ落としてから、
【神ヤス】で表面を整えていきます。
■【神ヤス】で表面処理
合わせ目はデザインナイフだけだとキレイにならないので
【神ヤス】で整えていきます。
→ #400 (超ざっくり形を整える)
→ #600 (この辺で段差がなくなる)
→ #800 (全体にかけて、パーツのヒケやゆがみを整える)
→ メラミンスポンジ (全体にかけて、つやを消す)
継ぎ目消しでなくゲートの後を消す場合、
#600→#800の後に、メラミンスポンジで仕上げます。
フレームアームズ・ガールは曲面のパーツが多いので
スポンジヤスリでの表面処理が高い効果を発揮します。
ちなみに、いきなり#800とかメラミンスポンジにすると?
→ゲートの段差が残ってしまうので、微妙な段差が残ります。
たぶん#800だけでやると5倍くらい時間がかかりますのでお勧めしません。
メラミンだけだと一生消えないと思います。やったことはないけれど。
肌色パーツで比較。
右脚:接着剤むにゅ付
左脚:継ぎ目消し済
黒色パーツで比較。
右脚:#400かけた
左脚:継ぎ目消し済
このくらい消えます。
肌色パーツの方が目立たなくなる模様。
黒色パーツだと、角度によってはまだ目立ちます。
完全に消すには塗装するしかないですね。
まぁ気にしなければいいです。
プラモづくりは自己満足なのでっ
■制作記1 :道具とキットと準備について
■制作記2 :パーツの切り出しについて
■制作記3 :スナップフィットの仮組について
■制作記4 :仮組してみた
■制作記5 :改修ポイントを考える
■制作記6 :継ぎ目消しをやってみる
■制作記7 :マスキングしてみる
■制作記8 :塗装のうんちくあれこれ
■制作記9 :塗装を続けます
■制作記10:スミ入れGoGo
■制作記11:ちょっとだけディテールアップ
■制作記12:祝★完成!