アーキテクトさんの台座に散らした、イチョウの葉っぱの作り方を解説します。
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▲秋をイメージ(完成したのは冬)
最初は和巧さんの紙創りシリーズの葉っぱを使おうかと思ったのですが
なかなか買いに行く時間が無く、
手作りで出来ないものかとちょっと試してみました。
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▲プラ板で型を作成
1mmプラ板に絵を描いて、リューターで削り出し。
軸の部分などはデザインナイフで切り出すとうっかり切れてしまうので
リューターで少しずつ削りだす方が安全でした。
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▲アクリル板を切り出して重ねる
プラ板で作った型と、切り出したアクリル板をまとめてクリップで挟みます。アクリル板は例によって、100均でカードホルダーとして売られているものをカットして使用。
塗料が乗りやすいように、表面を400番で荒らしています。
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▲まとめて削り出し
円柱型のリューターで削り出します。
リューターの熱で少し溶けたアクリル板同士がくっつくので、
クリップでしっかり挟んでおけば、アクリル板がズレることはありませんでした。
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▲逆R部分も削ります
ごりごり削ります。
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▲削り出すとこんな感じ
なるべく型のプラ板を削らないように、注意しながら削ります。
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▲1枚ずつに分けたところ。
あとは1枚ずつ軸の部分を細くしたり、平らになってる部分を調整したりします。
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▲整えたところ
軸は細い方がリアルになります。
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▲ディテールを入れます
スジボリ用のニードルで葉脈を入れたり、
曲線のはさみで葉っぱの切れ目を入れたり。
この辺は本物の葉っぱを見ながら調整します。
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▲できた
こんな感じになります。
このままだと全てぺったんこなので、ヘアアイロンで1枚ずつ温めて
葉っぱを少し丸めたり、軸の部分に動きをつけたりして個性を出していきます。
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▲塗装。
エアブラシでぶわーっと塗装した後、
Mr.ウェザリングカラーのイエローでスミ入れ。
![](http://timapura.com/wp-content/uploads/2019/12/IMGP5692-3.jpg)
▲完成しました
台座に接着するとこんなこんな感じ。
接着はいつものセメダインハイグレード模型用。
紅葉など、複雑な形の葉っぱでなければ応用できると思うので、
興味のある方は作ってみてはいかが?
FA:G アーキテクトを固定モデルで制作 01
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