メガミデバイス(固定モデル)はひたすら表面処理の日々なので、今回はお休み。
気晴らしにこんなプラモデルを作ってみました。
▲1/48 陸上自衛隊 軽装甲機動車
タミヤから発売中の1/48シリーズから、
「No.90 陸上自衛隊 軽装甲機動車」です。
右下に映っているのは、以前友人からもらったトミカ。
完成したら一緒に並べてみようと思います。
今回は「nippper」というサイトで紹介されてた、
色を塗らず成形色ママでさくさく組んでみようと思います。
nippperの管理人「からぱた」さん曰く、“刺身”で作ります。
できるところだけ塗ってみようかなと。
この“刺身”という表現、個人的にすごく好きなんです。
ミリタリープラモでも塗装無しで組んでいいんだ、と思えるような、許されるような。
まぁ「塗装しなければならない」というのは勝手な思い込みなのですが
“刺身”で作る、という言葉に押されて制作してみる次第です。
▲パーツが細ーい
太さが0.5mmくらいしかないパーツが並んでます。
ニッパーはタミヤの薄刃ニッパーか、ゴッドハンドのニッパーが良いと思います。
刃が太いニッパーだと、そもそもランナーの間に刃が入らない気がするので。
▲ランナーの数はこのくらい
大きいランナー2枚、ボディ部分1枚、あとクリアパーツのランナーが1枚あります。
比較のためにタミヤセメントを置いてますが、
かなり小型ですね。
ボディパーツが全長10cmないくらいなので、スマホより小さいです。
▲ボディ裏側の組み立て
細いパーツを切り離し、組み立て、
ボディに流し込み接着剤で貼り付け。
ピタッと組みあがるのが最高に気持ちよく、素敵です。
ガンプラのようにダボピンで組み上がるのではなく、
接着前提で組み立てを行います。
塗装する人はどこまで組んでから貼るんだろうか？
などと考えつつ、
今回は塗装しないしなーと思い直し、スイスイ進めます。
▲タイヤをペタペタ
今回、トミカと同じくらいの解像度（塗り分け）にしようかなーと思ったので
ランナーにくっ付いた状態で筆塗りでぺたぺた。
ラバーブラックはそのままゴムっぽい色になるので良い感じです。
▲あれ？
パーツに貼った後、ホイール側も塗らなきゃダメじゃん、と気づいたので
ホイール側も塗っていきます。
パーツから切り離した際のゲート跡もあるので
一緒に塗りつぶしておきます。
▲タイヤ付け 内装付けて 人乗せて
ちょんちょんと流し込み接着剤でパーツを合わせて、
人を乗せるところまで来ました。
迷彩服は塗るの大変そうだなぁと思ったり
塗ってから接着したら塗装面溶けないのかしら？と思ったり
それらをスルーしてペタペタ接着を進めます。
▲ライトはラピーテープを貼り、接着
ライトは後ろから銀を塗る指示がありましたが
ラピーテープがあったので代わりに貼ってみました。
きらりと光ってよい感じです。
クリアパーツは流し込み接着剤で貼ると曇るので、
セメダインのハイグレード模型用で貼ります。
クリアパーツは曇らないし、はみ出ても水を含ませた綿棒やティッシュでふき取れるので
こういったパーツには重宝します。
▲細かいパーツを付けて完成
フックや手すり等、細かいパーツを付けて完成。
今回はトミカと同じく、車体後部に荷物置き？があるverにしてみました。
細かいバージョン違いで3パターン作れるようです。
▲ぐるり撮影
小さいのにギュッとディテールが入ってて小気味よいです。
タイヤ塗ってよかったなーとか
ライトの赤とオレンジは塗ったら映えるかも、とか思いながら
眺めまわしてニヤニヤします。
デスクの上にちょこんと置いておけるサイズなのもイイですね。
成形色が逆にオシャレな気さえしてくる。
▲トミカを添えて
こうして見ると、意外と近しいサイズなんですね。
トミカverと細部が異なるので、完全に再現するのも面白いかも。
そしてトミカのディテールも強調と省略が小気味よいですね。
新たな発見があります。
こんな感じで2日ほどでちまちま作りました。
パーツをピタッと接着しながら組んでいくのは気持ちいいのですね。
仮組の仕方や合わせ目消し、塗装手順などなど
普段作成しているプラモデルと同じ手順でできるものもあれば
違うアプローチが必要なものもありそうです。
この辺はほかの人の作例やSNSを見たり、専門書を見ることで
技術の幅が広がりそうです。
これまでほぼ作ったことのないジャンルでしたが
楽しく作れました！
これまでミリタリーと言えば、
小学生の頃にTOWミサイルランチャー付きのジープと
ヘリ（アパッチ）を友人たちと作ったくらいで
全然専門外のジャンルだったのですが
これからは気晴らしにちょこちょこ作るのもよさそうです。
さて、次回は何を作ろうか！
（とりあえず今のキット完成させねば）