表面処理と合わせ目消しが完了したので
ちょっとオリジナリティを出すために、ちょこちょこ部分塗装。
一部配色を変更したく、模型屋を物色していたところ
いい感じのカラーを発見したので
今回はこちらを使用してみることに。
▲最近話題のシタデルカラー
UK発の水性アクリル塗料、シタデルカラーです。
塗料はもっぱらファレホ派の私ですが、
今回イメージに合う色がファレホになかったので
代打でシタデルに登場いただきました。
シタデルカラーの特性としてはファレホと大体同じなのですが、
・水で薄め/洗浄ができる
・シンナー臭なし
・筆塗りの伸びがいい
・エアブラシも可能
・塗膜強度が強い
特に筆塗りの伸びと塗膜強度は、ファレホを凌駕するレベルです。
ぶっちゃけ最強レベル。
さらに、重ね塗りの手法がすべて図表されており
立体的な見栄えがものすごいことになります。
もうこれ一本でいいんじゃないかな。という感じです。
難点としては、【値段】。
1本500円くらいします。通常の5倍くらい。
最初から全部シタデルで揃えようとせず
部分塗装用に1~2色から揃えていくといいんじゃないでしょうか。
▲とりあえず塗ってみた
筆塗りですいすい塗ってみました。
コツとしては、ビンから塗料を取り出した後、必ず水で薄めてから塗る
という点でしょうか。
水で薄めてもノビがいいので、スッと塗れます。
ビン直接だと厚塗りになってしまい、塗装面がガタガタになってしまうので
薄く重ねて塗るのを心がけましょう。
2~3回も塗れば十分発色します。
▲脚部
▲胸
▲ファレホ ピュアブラック
このあたりも部分塗装。
黒はファレホのメカカラー(ピュアブラック)。
いずれもサフ無しで直接塗ってます。
ここまでは筆塗りで進めましたが、
これまでシタデルカラーをエアブラシで塗ったことが無かったので
一部パーツはエアブラシで塗ってみることにします。
▲ファレホの白サフ
▲エアブラシでぶしゃー
▲換装遅延剤
こんな感じでキレイに塗れました。
ある程度の大きさのパーツを綺麗に塗りたい場合は有効のようです。
シタデルカラーは乾燥が早く、ハンドピースの内部で固まってしまうという話も聞いていたので
乾燥を遅らせる「スロードライブレンディングメディウム」も混ぜて吹いてみました。
特にムラやダマになることもなく、詰まったりもしなかったです。
▲肌のシャドウ吹き
▲角度を変えて
▲使用塗料
肌パーツ(お腹)のエッジにシャドウを吹いてみました。
なんとなく食パンみたい。
Unber Shadeはウォッシング用の塗料なんですが、エアブラシで拭いたらシャドウの代わりになるかな?
と思って吹いてみたのですが、思った以上に色が乗らなかったので
茶色を混ぜて吹いてみました。
……間違えてメタルカラー混ぜてるけど、普通の茶色でいいと思います。
一度クリアー(ツヤあり)を吹いて、塗膜保護をしてから
スミ入れとデカール貼りに入ります。