FA:G アーキテクトを固定モデルで制作 11

前回セーターの大まかな造形を整えたので、
ディテールを追加していきます。

▲シワをつけつけ

ひも状に伸ばしたパテを盛り、指とスパチュラで撫で付け
乾いたら神ヤスで慣らしていきます。
セーターの生地感を意識しつつ、柔らかなシワを意識して盛ったり削ったり。
一度に全部のシワをつけようとすると上手くいかないので
何回かに分けて作っていきました。

▲溶きパテで表面処理

溶きパテを塗って、ヤスリの跡を消していきます。
凹凸がある箇所やパテの段差等がある時も、見つけ次第処理していきます。

▲整ったらモールド入れ

表面処理が終わったら、縦じまのモールドを入れていきます。
まずは鉛筆で大まかなラインをつけたところ。
ついでに首のタートルネック部分も作っておきました。

▲道具はこちら

凹凸の激しいボディラインに、どうやって均一な凹モールドを入れるか
色々と試行錯誤した結果、今回はこちらの道具で進めることに。

①タミヤのエッチングノコ(0.1mm)でラインをケガき
BMC三角刀でモールドを彫り
Mr.ラインチゼル(0.5㎜)でモールドの断面が凹型になるよう調整
このあと、モールドのエッジを紙やすりで落として馴染ませて完成です。

▲彫ってみたところ

余ったパテに上記の順で掘ってみたところ。
左から①・②・③の掘ったモールドです。

ケガキ針だと線がよれたりズレたりするので、まずはエッチングノコでアタリをつけてから
切れ味のいいBMC三角刀である程度掘り込み、
ラインチゼルで整えました。

 ▲ほりほり

胴体と腕に縦モールドを掘り込み。
ズレたところや余計は傷は溶きパテで消していきます。

 ▲腕をネオジム磁石で接続

腕は塗装後に接着する予定でしたが、
着脱できるようネオジム磁石での接続に変更しました。

3mmで穴を開け、穴をスピンブレードで平らにした後
中に瞬着パテを入れてネオジム磁石を接着しました。
これで塗装も楽になります。

あとは細々した装飾品や、土台の加工等も進めているので
そろそろ工作は大詰めです。

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