フレームアームズ・ガール 制作記 (ミキシング)10

FAガール・ミキシング制作記 第10回!

twitterの方では先行して完成写真をUPしてみましたが
今回は改修ポイントを記事にします。

■レジン&ランナーで液体表現
■熱収縮チューブでバンド表現

■レジン&ランナーで液体表現

シリンダーの中に液体が入ってるようなディテールの作りかたを解説します。

UVレジン 1
用意するのは
・透明プラパイプ(5mm径・内径3mm)
・UVレジン
・クリアパーツのランナー(3mm未満)

色付きの液体を入れるなら、UVレジンだけでもOKです。
が、市販のものは色が薄くてイメージと違ったので
クリアランナーを併用して濃い目の色にしてみます。
UVレジン 2
ちなみにレジンそのものはこんな色。

やり方は簡単です。
①プラパイプを切り出して
②パイプの中に、レジンを流し込みます
③クリアランナーを突っ込んで
④紫外線を当てて固めます
⑤切り離して、切断面を成形

UVレジン 3

UVレジン 4
こんな感じになります。

UVレジン 5
組み込むとこんな感じ。

気泡を入れずに成形するのは難しいですが、
(ランナーの中に気泡が入っていることもあり)
こんな風に組み込むと、臨場感が出ていい感じです。と思いたい。

■熱収縮チューブでバンド表現

脚に巻き付けるバンドをパテで作るのは難しいので
熱収縮チューブで作ってみます。

熱収縮チューブとは、熱を与えることで収縮・密着する特性があります。
PCの配線をコーティングする際などに使用します。
大体100℃で縮むらしいので、
ドライヤーやライターで熱することで縮めることができます。

が、私個人の経験則では
ドライヤーではなかなか縮まないのと
ライターであぶるのもプラが変形しそうで怖かったので
今回は熱湯につけて縮めてみます。

熱収縮チューブ 1
こんな感じでチューブ状で販売しています。
今回は12mmのものを使用します。

熱収縮チューブ 2

輪切りにして、脚に装着。

熱収縮チューブ 3

このままだとちょっとぶかぶかですが

熱収縮チューブ 4
温めると密着できます。

しかしここで残念なお知らせが。

今回、継ぎ目消し&塗装済のパーツに使用してみたのですが
収縮した部分の塗装がちょっと剥げる
継ぎ目が復活する&塗装面がちょっと荒れる
という3重苦になったのをここにご報告いたします。

いずれもあんまり目立たないので、まぁ今回はこのままでいきます。

ちなみに、上からファレホ吹いてみましたが無事色が付きました。

次は完成版の写真を紹介しまっすー

フレームアームズ・ガール 制作記 (ミキシング)1
フレームアームズ・ガール 制作記 (ミキシング)2
フレームアームズ・ガール 制作記 (ミキシング)3
フレームアームズ・ガール 制作記 (ミキシング)4
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フレームアームズ・ガール 制作記 (ミキシング)10
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