【初音ミク】ポケモンコラボ『でんき』モデルを作る 02

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 【ポケミク】』の『でんきミク』作成を進めます。

前回は針金で骨組みを作ったので、肉付けをしていきます。
こういう場合、普段はエポキシパテを使ってるのですが
今回は芯にファンドを使い、周りをパテで覆う形で作成してみます。

▲全体をコーティング

まずは粘土をよく捏ねて、薄く伸ばしながら盛っていきます。
あんまり厚く盛ると乾燥まで時間がかかるので、1回目はこのくらいで。
粘土が固い場合は、少量の水をつけると柔らかくなりますが
やりすぎるとベチャベチャになってしまうので、ほどほどに。

▲長靴づくり

FAガールの足首パーツのすき間を瞬着パテとエポキシパテで埋め埋め。
小さなすき間は食いつきのいい瞬着パテ、大きな隙間はヒケの少ないエポキシパテと
場所と用途によって使い分けてます。

髪の毛の合体

今回、フェイスパーツは創彩少女庭園・髪の毛パーツはメガミデバイスなので
両者を接続できるよう加工します。
髪の毛側にパテを盛って、柔らかいうちにムギュッと押し付けることで
凹凸を作ることができます。
この時、フェイスパーツ側にメンソレータムを塗っておくとパテにくっ付く心配がありません。

▲凸軸を追加

パーツは密着するようになりましたが、このままだとポロっと取れてしまうので
2mmの穴を開けてからプラ棒を刺して接着。
しっかりと固定しつつ着脱もできるようになりました。
ちなみにプラ棒にはタミヤの透明プラ棒を使用。
微妙な粘りがあって使いやすいです。

▲バランスを見つつ調整

手足にボリュームを増しつつ、全体のバランスをチェック。
(ビームサーベルは杖の代わり)
いっぺんにやろうとすると一気に太ましくなってしまうので(経験あり)、
特に腰のくびれや肩幅などに気を付けつつ盛っていきます。

▲ミクさんと言えばツインテール

エーデルワイスのツインテ―ルに、メガミデバイス ウィッチのエフェクトパーツを付けたところ。
接続は3mmのタミヤ透明プラ棒です。
元デザインが『ツインテ―ルの根元に雷のエフェクト』になっていたので、
試行錯誤して今回はこの形にしてみました。
原作とは微妙に解釈違うかもですが。
ツインテ―ル自体の形状も雷のようなギザギザなので、このあと成形を進めます。

▲体系が見えてきました

シャツの袖やズボンの縁などをエポキシパテで造形。
よく見るとファンドとパテのまだらになってます。
これから薄く伸ばしたパテを貼り付けつつ、細かい造形を進めていきます。
(クリアパーツには汚れ防止のためマスキングしています)

今回はたまたま芯にファンド・ガワにパテを使いましたが、
どっちかに統一した方がいいかなぁと言うのが正直な感想です。
水研ぎ(ヤスリに水をつけて削る方法。削った粉が舞いにくい)をしてると
うっかりファンドまで到達し、溶けたファンドでべたべたになったり
↑の写真のようにマダラになったりするので、素材的には1つに絞った方が安定します。

次回、装飾品など細かい工作を続けます。