【リトルナイトメア】シックスを作る 12

本体が大体完成したので、台座を作っていきます。
なお今回は台座と本体を固定することにします。
(足が細すぎて自立が出来なかったので)

▲ピアノ線で固定

足に1mm径の穴を開けてピアノ線を指して固定。
ジオラマで本体を固定する際は、真鍮線より丈夫なピアノ線を使用することが多いです。

▲排水溝の蓋を作成

台座はそのまま色付けて完成、でもよかったのですが
ちょっとアクセントが欲しくなったので、排水溝の蓋を作成します。
waveから販売されているメモリ付きプラ板の1mm厚(※リンク先は0.5mm厚)を使用して
縦1.5cm・横3cmで作ります。
穴を開けたい場合は、切り出す前に加工した方が歪みやズレがなく加工できます。
今回は2mmの穴を開けて繋げました。

▲切り出して乗せてみた

土台もカットして、フタが乗せられるように加工します。
段差部分はプラ板の端切れを有効活用しました。
奥まで続いてるように見えるよう、彫刻刀(丸刀)で道を削っています。
表面の茶色っぽいのはリキテックスの「カラージェッソ アンブリーチドチタニウム」を塗布したもの。
下地材としてちょうど良さそうだったので、試しに使ってみました。

▲下地をぬりぬり

床はファレホの白サフ→72046 Ghost Grey+71108 UK AZUREを混ぜたものを
スポンジでポンポンしてランダムに色塗り。
均一に塗るより情報量が増えるかなと思って色々試してます。
サイドはジャーマングレーを筆塗り。
排水溝の蓋にはリキテックスの「セラミックスタッコ」を塗って、錆が浮いてるようにしました。

▲溶けちった

穴部分に溶きパテを塗ってみたら、凄い勢いで溶けてしまいました……。
真・溶解液で溶かしたパテなので、スチレンボードも溶けちゃったようです。
プラ用接着剤で溶けるのは知ってたけど、ちょっとこれは予想外。
でも雰囲気出たからまぁいいかなと思って進めます。

▲グレーを上塗り

71304 BLUE GREYをスポンジでポンポン。
鉄のようなコンクリのような質感を目指しました。

▲フタは緑で

排水溝の蓋は色を変えたかったので、71126 IDF GREENで塗り塗り。
排水溝の底はプラ板を貼って71141 IDF SAND GREYを雑に塗ります。

▲錆色をポンポン

71069 RUST等、茶系の色を少しずつ乗せて錆色を表現。
Mr.ウェザリングカラーの茶色や黒も使用しています。

▲色を乗せては拭いて

床にちょんちょんと付けては拭きとり、を繰り返して表情を付けていきます。
拭き取るまでの時間で濃さが変わるので、残したいところはしばらく置くようにしています。
排水溝周りの汚れもいい塩梅になってきました。
汚し塗装、超楽しい。

▲浮き出た錆は珈琲で

ドリップコーヒーの出がらしを乾燥させて軽く炒ったものを
薄めた木工用ボンドで少しずつ張り付けて錆っぽくしてみました。
ボンドが乾燥したら、またMr.ウェザリングカラーで色付けをします。

次回、ついに完成です!